当法人は岩手県盛岡市を中心に残る古民家を安全に次世代へ受け継ぐ活動をはじめ、古民家を活用したまちづくりを実施すべく団体を立ち上げ、全国組織である一般社団法人全国古民家再生協会より岩手県下での支部設置承認を受け、2022年9月22日に下記の通り設立総会を開催する運びとなりました。
設立総会へは、一般社団法人全国古民家再生協会 河野事務局長にも参加いただき、岩手県連合会の調印式ならびに全国の事例や古民家を活用したまちづくりについてのお話しをいただきます。

■設立総会
日時:令和4年9月22日(木)
会場:いわて県民情報交流センター アイーナ(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7−1)
時間:18時00分から19時00分
内容:岩手第二支部設立総会、岩手県連合会調印式、岩手第二支部第一回例会

■背景(社会背景)
現在、空き家とされる建物は全国に846万棟あるとされ、一般的にその内10%程度が古民家(昭和25年建築基準法制定前に建てられた住宅)と言われています。岩手県内には約76,300棟(H25年住宅・土地統計調査による)の空き家があるとされており、上記10%を当てはめると約7,630棟の古民家が残存していることになります。古民家を取り扱う中で、地域課題である空き家課題にも向き合い、活動する必要があり取り組みを開始します。

■特徴
古民家再生協会は、古民家鑑定士(一般財団法人職業技能振興会認定)の育成、専門家として古民家のインスペクションを通じた古民家の安全性と今後の活用を消費者へ提案します。今後、岩手県では岩手第一支部(一般社団法人岩手県古民家再生協会 理事長:菊池 一彦氏)と連携を図り岩手県内での活動を推進していきます。

■主催
一般社団法人岩手県中央古民家再生協会

■協力
一般社団法人岩手県古民家再生協会・一般社団法人全国古民家再生協会